お腹のたるみ、気になりますよね。産後のお腹の引き締めでポイントとなるのは骨盤です。
産後は骨盤が柔らかい時期。骨盤ケアをするなら、骨盤が柔らかい産後6ヶ月以内と心得ておきましょう。
■お腹の皮膚がたるむ
お腹の胎児が大きくなるにつれて、お腹の皮膚が引っ張られます。
風船を思い出してみてください。買ったばかりの風船は、息を吹き込もうと思ってもなかなか思うように入りません。
しかしひとたび息を吹き込んで大きくし、1週間程度そのまま放置します。その後空気を抜くとどうでしょう?買った時と同じように固いわけではなく、伸びているのがわかります。
胎児が大きくなるにつれて、お腹の皮膚も膨らませた風船と同じようになっています。そのため出産後、お腹の皮がたるんだままになりやすくなってしまいます。
■骨盤が開く
知っての通り、内臓は骨盤によって支えられてます。
妊娠するとその骨盤がお腹の胎児の成長とともに広がり、出産直前には子宮が下に下がるため、骨盤も一緒に下がります。
そのため、出産の時に骨盤の開きをケアせずにそのままにしてしまうと、産後にお腹がぽっこりとたるんでしまうのです。
産後すぐにお腹のたるみを解消しようと焦る気持ちはわかります。
しかし、産後1ヶ月は産褥期(さんじょくき)と呼ばれ、出産後の心身の回復を待つ大切な時期です。なのでその時期に無理をするのは禁物。
せめて産後1ヶ月の間はできるだけ安静にして過ごしましょう。
産後にお腹の引き締めをするなら、骨盤ケアのベルトを締めて過ごす程度に留めておくのがいいでしょう。
本格的な産後のお腹の引き締めは、産褥期を過ぎてからでも充分間に合います。
■産後骨盤ストレッチやヨガを取り入れる
産後のお腹のぽっこりの原因の1つが、骨盤の開きです。
それを解消するなら骨盤ケアをしましょう。整体やエステに通う手段もありますが、もっと簡単にできるのがセルフ骨盤ケアです。
■産後お腹引き締めグッズを利用する
「出産したらお腹はもとに戻るだろうな」そう思っていたものの一向に戻る気配を感じないのが、産後のたるみです。
産後すぐにお腹の引き締めケアを始めたいところですが、産褥期(さんじょくき)は安静にしているのが産後のルールです。
そこで産後、お腹の引き締めで使いたいのがグッズです。
骨盤矯正の定番グッズといえば、骨盤ベルト!安静にしていないといけない時期であっても、出産で開いている骨盤をしっかりとホールドしてくれます。
また、骨盤をホールドしてくれるガードルなどを使うのもおすすめです。
■お腹の皮膚たるみケアクリームを使う
産後のお腹の皮膚のたるみをケアするために、妊娠中から利用したいのがお腹の皮膚たるみ防止ケアクリームです。
妊娠中にどうしても悩むこととなるのが、皮膚が伸びてできてしまう妊娠線ではないでしょうか?
お腹が大きくなるにつれて追いついていかない皮膚の伸び。それによってできてしまうのが、産後になかなかもとに戻らない妊娠線です。
最小限に抑えるためにも妊娠中からケアクリームを使いたいものです。しかし産後であっても、毎日根気よくクリームやオイルでケアすることで解消されやすくなります。